生活ノートから
12月も残すところ2週間。西中も来週の月曜日に終業、その後24日から3日間の冬期特別授業を残すのみとなりました。師走という名の通り慌ただしい毎日ですが、生徒は明るく元気に生活しています。毎日提出する生活ノートには、日々の様々な出来事をどのようにとらえ、どのように考えているのかがつづられています。今日は12月になって書かれたものの中から、いくつかを紹介します。
【親子芸術鑑賞会の後で】
筝曲部とギター部が日頃の練習の成果を多治見市文化会館小ホールで披露しました。3年生にとっては最後の舞台でした。
終わっちゃいました。でも最後がこれでよかったと思います。3年の友達が手をふってくれて、楽しく演奏できました。私はソロのところがあって、とても緊張しましたが、何とかできました。これからも2年生に頑張ってもらいたいです。 (3年女子)
今日は芸術鑑賞会の本番でした。ギター部の発表はアンサンブルも合奏も本番が一番うまくいったと思いました。今日で3年生は引退で、引退式を行いましたが、発表から全体的に良い雰囲気で終われたかと思います。次は3年生を送る会での発表です。引退した先輩方をびっくりさせられるぐらいの演奏にできるように頑張りたいです。 (2年女子)
【合同道徳の後で】
試合中に負傷し、身体の自由を失ったプロレスラー「ハヤブサ」のお話でした。
S先生のお話が心に残りました。自分たちは恵まれている、とても幸せなことだと普段あまり感じることのない気持ちになり、気軽に使っていた「もうイヤだ」「どうせできないだろう」など、やってもいないのにあきらめるような言葉がやりたくてもやれない方に対して失礼だと思いました。「自分のやるべきこと」「自分にできること」をしっかりとやりたいです。 (1年男子)
S先生のお話が心に刺さったので調べてみました。なんと国民の6%の方に何らかの障害があるそうです。その中でも身体の障害が一番多いです。昭和45年の時の高齢者の割合は3割だったのに、今は6割まで上がっていて、その中で19.2%の人が障害を持ちながら働いています。自分のできることを見つけて、それを頑張っていることを知り、とても泣けました。更に調べているとこんな言葉が出てきました。「障害があるからできないと考えるな。障害とは関係ない部位や障害とは関係ない能力を考えろ。」という言葉でした。僕は今、不自由な所はありませんが「すぐに僕には無理。」とか言ってあきらめます。そういうことを考えながら、これから何事にもあきらめずに生きていこうと思います。(2年男子)
【より良く生きようとする考え方】
学校や家庭、地域でいろいろな人と関わり合って生活する中で、学ぶことがあります。向上心を持って生活する生徒は、たくさんの発見をします。
私は最近ため息をつかないようにしています。「ため息をつくと幸せが逃げるよ」と聞いたことがあるからです。今まで疲れた時とかはいつもため息をついていたけど、つかないようにしたら、前向きな気持ちになれることがわかりました!でも、もしついてしまったら吸い込むようにしています。何事もマイナス思考になるのではなく、プラス思考になるようにしています。何でも考え方次第で変えられるんだなと思いました。 (2年女子)