スキー研修を終えて
1年生と2年生は、2月3日(水)から2泊3日のスキー研修に出かけました。
実行委員を中心にして計画を立て、最後まで実行委員が前に立って進めてきました。テーマを決め、集団行動の大切さを日々の学校生活の中で分かち合い、縦割りのグループを作って行動する中で、学年の枠を超えた交流をします。リーダーとしての責任を感じながらその役割を果たした生徒がこのスキー研修を振り返りました。
【実行委員長】
11月から準備を始めてきたスキー研修も、終わってしまえばあっという間の出来事でした。
私は普段より朝は早く登校し、帰りは遅くまで学校に残らなければいけなくて、更に、家でもしおりの原稿作りや集会の段取りを考えることがあり、本当に大変な毎日でした。でも、スキー研修の実行委員長をやり切ったことで、様々なことを学べたと思います。
そのうちの1つは、仲間の意見をまとめることの難しさです。最初に目標を決めるとき、話し合いの進め方がわからず、なかなか決めることができませんでした。自分一人で決めるのではなく、みんなの考えを聞いてより良いものを作るということは、時間と手間のかかる作業だと痛感しました。しかし、A先生が意見を聞くコツを教えて下さったり、副実行委員長のBさんが手伝ってくれたり、何人も協力してくれる人がいたので、何とか乗り切ることができました。だから、私はこの『スキー研修』をやり切ったと時の喜びと達成感を味わうことができたのだと思います。
スキー研修が終わって1週間が経ちましたが、みんなの様子を見ていると、級長のCさん、Dさんが3分前に呼びかけをしていたり、生活委員がロッカーの点検をこまめにしていたり、授業のあいさつがしっかりとできるなど、スキー研修に向けた取り組みの意識がまだ続いています。この調子で1年生も2年生も次の学年に向けて自分たちの力をレベルアップさせていけるといいと思います。
私は実行委員長をしたことで、貴重な経験ができたと思います。これからもここで学んだことを忘れずに、学校生活をより良いものにしていきたいです。
最後に、応援して下さった先生方、親、一緒にスキー研修に向けて仕事をした実行委員、実行委員についてきてくれた1,2年生に感謝したいです。ありがとうございました。
【副実行委員長】
11月からスキー研修に向けて取り組み、あっという間に終わりました。始まる前はスムーズに進むだろうと思っていました。けれど、実際にはとても大変で、朝早く来て放課後もギリギリまで話し合い、準備をし、時には家でもやったりしました。ただ、その中で仲間を支えることや、指示を的確に出す大切さを学ぶことができました。初めは実行委員長を支えることができず任せっきりで、話し合いもうまく進みませんでした。けれど、どんどんスキー研修が近づくにつれて自覚が生まれ、実行委員長だけでなく、実行委員や1年生のサポートもできるようになりました。指示を的確に出せず皆を困らせてしまったこともあったけれど、私は周りを見て行動できるようになり、少しずつ指示を的確に出せるようになることができたと思います。研修当日も実行委員と協力し、みんなと楽しい研修を作り上げることができ、達成感を味わうことができました。
スキー研修後の学校生活の中でも、これまでに取り組んだことを生かしていい雰囲気があると思います。このいい雰囲気の中で1年生は2年生に、2年生は3年生になれるといいと思います。そのためにも、スキー研修で学んだことや経験したことを生かして頑張っていきたいです。
最後に、スキー研修を支えて下さった方々に感謝したいです。ありがとうございました。
来年度は学年が1つずつ上がります。みんな立派な先輩になれそうです。