西中VOICE

iPadを活用した英語音読課題

英語の時間に音読はつきもので、学習した教科書本文を読む機会はたくさんあります。ただ、一斉に音読練習する中で一人ひとりの様子をつかむことは難しいです。一人ひとりが音読するのを聞いて、上手な読み方をしている子にはその良さを認め、間違った読み方をしている子にはそれを指摘して直すように助言することができればいいのですが、実際には先生が一人ひとりの音読を聞こうとすると、かなりの時間がかかってしまいます。1つの単元で1回できるかどうかではないでしょうか。

西中ではiPad購入を始めた3年前、1年生で英語の音読課題を始めました。
授業で学習した教科書本文の音読を家でもしっかりと練習し、それをiPadで録音して先生に提出します。先生のiPadにはクラス全員の生徒の音読課題が届きます。先生は授業のない時間や放課後などの時間を利用して一人ひとりの音読を聞いてコメントを書いたり、誤りを指摘したりしてそれぞれの生徒に送り返しています。

今年の1年生も、入学してからこれまでに音読課題を16回提出して指導を受けているそうです。英語科の先生はこの取り組みについて、次のように話していました。
『音読課題を始めたころよりも、ずいぶん上手になっていますよ。自分の録音した音読はずっと残っているので、本人が自分の成長を一番よくわかっているのではないでしょうか。今はほとんどの子が音読のポイントを理解しています。さらに、英語らしい発音に気を付けながら読もうとする意識の高い子もたくさんいますよ。これからが楽しみです。』





























































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