2020年09月26日(土)
前期の終了式を行いました。
本日、前期の終了式が行われました。
前期は、まさにコロナとの共存「ウイズコロナ」の日々でした。授業はもちろん、部活動や行事など何を行うにも、感染対策を優先して行ってきました。なかなか、悩ましい日々でした。
その中で、再確認したことがあります。
まず、一つ目は、生徒が深く学んだり、学び続けるためには「他者とのつながり」が不可欠だということです。
明らかに4、5月の休校中でのオンラインでの授業と学校再開後の対面授業では生徒の表情が違います。実際、「友達から教えてもらってよくわかった。」「友達とのおしゃべりを通じて学びの意欲が高まった」という声も多く聞かれます。学校という場の良さを再認識しました。
しかし、逆に考えればオンラインの授業でも、先生と生徒の一方通行ではなく、仲間どうしで意見交流できるような工夫をすればより効果的であることも分かります。今後の課題です。
二つ目は、挑戦することの大切さです。
感染対策で、ほとんどの行事が出来ず、授業ばかりの日々です。そんな中、中3の生徒が中心となりなんとか感染対策をし、体育祭を行おうと活動しています。そのおかげで、以前のような学年を超えた交流が増えて、学校に活気が戻ってきています。附属中らしくなってきています。あきらめるのではなく、「何かできないか」と考え、実行することがみんなを幸せにしています。
後期も、コロナとの共存は続きます。
生徒たちと一緒に考え、学校生活を送っていきます。