ミツバチプロジェクト活動報告 (6月10日)
20日に搾った蜂蜜を瓶詰めしていきます。今回の蜜はアカシアの蜜を多く含んでいるように思います。今年は600gの瓶に詰めていこうと考えていますが、取れた量や種類や味から判断して、最初の蜜だけは300gの瓶に詰めることにしました。タンクに貯まっている蜂蜜を、1本1本丁寧に詰めていきます。詰めたらフタをして、密封していきます。300gの瓶が20本以上でき、採蜜量は8kgはあったようです。
5月30日(火)
この日は巣箱の点検と巣脾の交換を行いました。中間試験も始まりましたので、中学生や高校生の世話人達に仕事をさせるわけにもいきません。そこで、今回は教員3人だけで18時過ぎから行うことにしました。前回の点検から2週間ほど経過していたこともあり、各群に王台(女王蜂のもと)がいくつかできていました。それらを一つ一つ取り除いてから、巣脾を交換していきます。今年のミツバチ達も働き者が多いおかげか、どの巣脾も蜂蜜がしっかり詰まっていました。夕方からの作業でしたので、作業をしていると防護服にたくさんの蜂がつきました。働き蜂達がみんな巣に帰っているせいでしょうか、蜂蜜を持っていくなと怒ってきます。幸運にも刺されることはありませんでしたが、最後の巣脾まで交換し終わると20時近くになってしまいました。
6月3日(土)
この日はクリーンサービスを行っていましたので、それが終わる15時半から活動を始めました。今回も再び、遠心分離器で蜂蜜を搾っていきます。全部で17枚の巣脾を交換しましたので、蜜ふたをしているものはナイフで切ってから遠心分離器にかけていきます。巣脾は1度に2枚ずつ分離器にかけることができますが、1枚につき表と裏の2回を回す必要がありますので、結局回す回数は17回にもなります。また、回す人だけではうまくできませんので、分離器を支える人も必要となり、できるだけたくさんの人手が欲しいところです。そこで、近くを通る先生方や高校生、さらには偶然やってきた卒業生にまで分離器を回してもらうことにしました。写真を見ていただくと分かるかもしれませんが、実は回すよりも支える方が大変です。しかし、世話人達は大した文句も言わず、飛んでくる細かいハチミツの飛沫を浴びながらも一生懸命支えてくれます。本当に感謝です。たくさんの蜂とたくさんの人に支えられてミツバチプロジェクトは成り立っているのだと改めて感じます。
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分離器を回してもらいます
- 先生方も回します
- なんと、卒業生まで
この日は高校球技大会でした。いつもは水曜日に活動するのですが、球技大会の日の方が時間的余裕があるということで火曜日の実施となりました。お昼の時間に瓶を洗って、帰りのSHR後に瓶詰めをすることにしました。今回から600gの瓶に詰めていきます。前回の瓶詰めから10日ほどしかたっていないこともありますし、去年もやっている世話人が多くいますので、作業も手慣れたものです。30本以上の瓶の密封までしっかりすることができました。どうやら約20kgの蜂蜜を搾ることができたようです。最後は瓶に詰めきれなかった蜂蜜をいただきました。「これ食べると、市販のが食べられない」、「最後にこれがあるからやめられない」、「これもおいしいけど、前回搾った蜜の方がおいしい」など、自由な発言がたくさん飛び交っていましたが、蜜蜂への感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいものです。
- 瓶詰めしていきます
- 密封します
- 瓶詰めできました
6月10日(土)
今日は朝7時から巣箱の点検と巣脾の交換をしました。採蜜時期も中盤に差しかかってきましたので、そろそろ新しい群を考えていきたい頃です。そこで今回は、女王蜂がいるにもかかわらず王台がある場合は、その王台を使って新しい群にしていきます。新しい群は今年の採蜜には間に合いませんが、次年度以降の戦力となるようにしっかりと育てていきたいです。巣箱の点検をしてみると、2群ともに女王蜂がいるにもかかわらず王台がありました。そこで、それぞれの群から王台を新しい巣箱に入れて合計4群としました。名前を付けた方が良いのではないかということになり、もとからいた群は男の子の名前、新しい群は女の子の名前で、AとBから始まるものにしました。4つの群の名前は、Alex(アレックス) , Bob(ボブ), Angie(アンジー), Beth(べス) です。巣脾も交換でき、しっかり詰まった18枚を頂きました。次回は遠心分離器にかけていきます。
- 働き者のミツバチ達です
- 巣箱を点検します
- 女王蜂発見!
- 蜂蜜がビッシリ
- よろしくBeth
- 命名しました