西中VOICE

瑞浪市民図書館文学講座で湯原校長が講師

51492THBG6L._SX353_BO1,204,203,200_ 6月11日(土)より瑞浪市民図書館で湯原定雄校長が講師をつとめる日本文学講座がはじまりました。
この講座は5週5回で完結。湯原校長は、平成22年度から毎年同講座の講師をつとめています。これまで『平家物語』『奥の細道』『万葉集』『藤沢周平の短編』などをテーマとしてきました。

今回読む作品は『方丈記』。第1回のこの日は、有名な冒頭「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず……」から本文全体のテーマを読むことを中心にしたもの。20名ほどの参加者の方と意見を交換しながら読み込んでいきました。すばらしいご意見が何度か出され、思わず会場から拍手が起こることもありました。和やかな雰囲気の中、楽しく講座は進んでいます。

『方丈記』の作者鴨長明が生きた時代は、大火事・辻風(竜巻)・大飢饉・大地震など天変地異が起こり、そして源平が争う大きな変化の時代でもありました。そんな時代に彼はどこに心の平安を見つけたのか……。そんなことを読みとる講座にしたいということです。

IMG_2690講座は、途中参加も可能とのこと。毎週土曜日(7月9日まで)19:00~20:30。瑞浪市民図書館にて。お問い合わせは、瑞浪市民図書館(0572-68-5529)まで。





























































このページの先頭へ