2016年10月08日（土）
熱励一心
『熱励一心』のスローガンを掲げて取り組みをスタートした体育祭。
西中の体育祭は「いつも誰かが走っている」体育祭。道具の出し入れ、競技の進行、アナウンス、BGMなどの役割を持った生徒がグランド内を走り回る。自分の役割を確実に果たさないと全体に迷惑をかけてしまうので、いつ、どのタイミングで、どう動くのか、ちゃんと理解しておかなくてはならない。競技する生徒も自分がどの位置に整列するのか、誰の後ろ、横に並ぶのか、種目ごとに覚えてないと大変だ。ぼんやりしてはいられない体育祭だ。だからみんなで声をかけ合って、次の動きにつながる指示を出したり、役割を忘れがちな子に声をかける。
西中の体育祭は、「１人が欠けても上手くいかない」体育祭、「全校生徒一人ひとりの力を結集しないと成功しない」体育祭だ。
３年生２年生も１年生の時は上級生の動き、真剣な姿に圧倒された。でも、今は全校のリーダーとして１年生を引っ張っていく存在になった。『気づく』『考える』『行動する』とは、頑張っている仲間に目を向け、そういう姿を見習って今度は自分の行動につなげていこうとする意識の高まりを示している。このように生徒が成長していく仕組みが西中にはある。学年の枠を超えて全校生徒が一体になれる、そんな伝統が西中にはある。
天気予報は、あくまで予報。明日天気になれ！