西中VOICE

ドイツから Gina さんが来校しました

ドイツの学生は7月半ばから8月下旬まで、サマーブレイク(学年末休業)です。Gina さんはこれまでも親戚(岐阜県)のもとを訪れています。本校に在籍する西村君(1年生)も親戚にあたります。そのご縁で本校への訪問が決まりました。彼女も同世代の子が通う日本の学校に興味関心を持っていたこともあり、大変有意義な機会になりました。

2日間とはいうものの、保護者懇談週間による午前3時間授業という限られた時間でした。 慌ただしい中での授業見学(体験)、各学年との交流でしたが、お互いにとって良い時間を過ごせたと思います。母語となるドイツ語に加え、流ちょうな英語、学校で学ぶフランス語、そして家で学ぶ日本語、そのこと自体も生徒には驚きでした。英語、日本語を使った自己紹介やその内容、それからリクエストに応じて行ってくれた『ドイツ語講座』も生徒にとってはとても良い刺激になったと思います。

彼女もドイツの学校生活との違いを発見していました。何をするにも礼で始まり礼で終わること、起立する時にさっと椅子を机の下に入れること、先生の話を静かに聞く姿勢が良いこと、生徒が清掃活動をすることなど…時には目を丸くしていることもありました。この2日間彼女を見ていて、好奇心の強さ、物おじしないで体験しようとする積極性、どんな質問をしてもきちんと説明したり自分の考えを話せるコミュニケーション能力の高さを感じました。素晴らしい学習姿勢だなぁ、と感心しました。

私たちは周りと同じかどうかで一喜一憂しがちです。もっと広い世界に目を向けたり、興味関心のあることをどんどん追求したり、未知なるものに対して積極的に挑戦したり、働きかけたり…、そうすることで自分の世界を広げ深めていきたいですね。

短い時間でしたが、たくさんのことに気づかせてくれた Gina さん。本当にありがとうございました。またいつの日か、私たちに会いに来て欲しいですね。そして、今回とは違った交流ができたら嬉しいです。その日が来ることを願って、自分を高めていきたいですね。

  • 日本語や流ちょうな英語で自己紹介
  • ドイツ語講座も好評
  • 一緒に数学の問題を解きました

  • 理科の実験を見学
  • ドイツではしない清掃を体験①
  • ドイツではしない清掃を体験②























































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