西中VOICEに新着記事です!
2年生LHR(学級活動)の進路学習で、『職業について知る』をテーマにして学習しています。
私たちはどのようにして職業について知るのでしょうか。間違いなく自分の家族や知人の職業からイメージをふくらませ、次いで自分の興味や関心のある職業へと目を向けていきます。とは言うものの、身近な家族の職業についてもイメージが先行していて断片的な理解にとどまっていることが多いのが現状です。10年後にはほとんどの子が何らかの職業に就き、自分の暮らしを立てていきます。納得のいく職業選択をするためにも、『職業について知る』というテーマで学習することはとても重要です。
ところで、今の日本にはどれぐらいの職業があるのでしょうか。厚生労働省がハローワークで職業紹介や職業相談などに使用している『職業分類表』 を見ると、小分類レベルで379、細分類レベルで2167の職業が分類項目に設定されています。また、事業所によってさまざまな呼称が用いられる職業名 が、それぞれ分類表のどの項目にあてはまるのかを明らかにするために作成した『職業名索引』には、約20000の職業名が記載されています。一方、政府の各種統計調査に用いられる総務省の「日本標準職業分類」では364職業が小分類の項目に設定され、国勢調査では約30000の職業名が挙げられています。とにかくびっくりする数の職業があることがわかりますが、今後も社会の変化に伴って新しく生まれる職業や、なくなっていく職業もあります。職業は不変ではありません。
こういう現状ですから1つ1つ調べることは不可能ですが、見方を変えれば、このように多種多様な職業があるからこそ、自分を生かす職業が必ずあるということです。自分自身を知り、社会の動きに目を向けながら、自分の歩む道を一人ひとりが考えていく、これが進路の学習です。
話を元に戻します。授業を通して2年生が感じたことを、西中VOICE紹介します。
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