西中VOICE

異文化研修の事前学習

DSC_1525西中の1年生は毎年、社会探究授業につながる学習として『異文化研修』を行っています。

世界の各地には独自の風土と歴史によって形作られた文化が存在し、私たちが日本の伝統と文化を誇りに思うのと同様に、それぞれの地でそれぞれの文化が大切に受け継がれています。自国の考え方や風習に固執してしまうことなく、自国文化を大切にしつつも、他国の文化を理解し尊重する姿勢は、グローバル化が進むこれからの時代を生きるうえで不可欠なことの1つです。西中が毎年1年生を対象に、リトルワールドで行う『異文化研修』の意義がそこにあります。エスノセントリズム(ethnocentrism 自民族中心主義)ではなく、視野を広げてマルチカルチュラリズム(multiculturalism 文化多元主義)という見方や考え方を学んでほしいです。

リトルワールドでの研修は楽しいだけのテーマパーク見学ではなく、異文化に触れて生まれる『疑問』の芽を、『探究』する意欲に結びつける学びの場です。今週月曜日にはリトルワールドから学芸員の宮里先生をお招きし、事前学習として講義を受けました。

  • グループでの調べ学習
  • グループでの話し合い
  • 宮里先生の講義

生活ノートにもその講義の感想がつづられていたので、紹介します。

今日の6限目に異文化研修のことについてのお話を聞きました。日本以外の国では、変な服装をしている民族や手で食事をする人を見ると「うわっ格好悪い」とか思ってしまいます。でも、そういう文化を大切にするということを学びました。だからいろいろな国の文化をたくさん知りたくなりました。テーマは『無限大』なので、明日たくさん考えたいと思います。 (男子)

今日は異文化研修の講義がありました。私は前にリトルワールドに行ったことがあるけど、知らないことがありました。宮里先生のお話はすごくわかりやすかったです。世界中の人もどっかの島に着いたら、私たちと同じようなことをするっていうのはおもしろいと思いました。リトルワールドの研修が楽しみです。 (女子)

宮里先生から文化の多様性のみならず、文化の共通性に触れたお話をいただき、さらに興味を深めることができました。

みんな来月の研修を楽しみにしています。

 


























































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