みんな みんな ありがとう
体育祭が終わった後の思いが生活ノートにつづられていました。
少し遅くなりましたが、紹介します。
体育祭が終わった。早すぎた。最初の方なんて、時間が過ぎていくのがあっという間で、楽しむ暇さえなかった気がする。気付いたらすでに11時だったことを覚えている。
5分間ランニングでは昭栄グランドの土をしっかり感じながら走った。今年は青軍の力と紅軍の力の差がはっきりしていた。青軍の方が圧倒的に強かったし、作戦も上だったと思う(笑)。竹取では私のチームがドベになってしまったけど、終わった直後に一緒に竹を運んでくれた3人に「楽しかった?」と聞くと、「楽しかったです」と困ったような、でもなぜか得したなというような笑顔ですぐ返してくれた。負けても楽しいのは、みんなが一緒の気持ちで出来たからではないかなー…と思う。1人だけじゃつまらないけど、全員で頑張った!って思えたら、自然と笑えて来るんだろうな。
応援では、今までで一番大きな声を出したと思っている。でもみんなすごかった。自分が出しているかいないか分からないくらいに周りも声を出していて、完全に渦に飲み込まれた感覚だった。声に集中していると、パネルを忘れてしまいそうになったけれど…。そのあとの8ジャンではまさかあんなに跳べるとは思っていなかった。逆に1番はムリだろうと思っていたから、嬉しいというより驚きだった。いろいろあって疲れがたまってからの全校リレーはキツかった。それでも歯をくいしばってバトンを渡した。多少ミスは出たけど、ちゃんとつないだ。個人的に一番楽しかったのは、キックセンベイだったかもしれない。
西華祭に次いで、西中の大イベント・体育祭は練習と違ってサラサラ過ぎていった。応援団のみんなは、「団員が支えてくれた。ついてきてくれたから成功した」とか、紅軍は「優勝できなくて申し訳ない」とか言っていたけど、支えよう、支えようとしてくれたのは応援団でもあると思う。優勝できなかったという悔しさより、素晴らしい体育祭をありがとうという感謝の気持ちの方が大きい。だから、応援団のみんなには謝ってほしくない。最後まで最高だった一日を作り上げたことに誇りを持ってほしいと思った。全員。先生方も。みんなみんなありがとう。 (3年女子)