2015年04月28日(火)
カテゴリー:3つの教育の柱の取り組み
『自覚』が行動に表れる
「失礼します。画用紙を取りに来ました。」「〇〇先生はいらっしゃいますか?」
朝早くから夕方まで、何度も職員室に通う生徒たち。彼らは生徒会執行部とそれを支えるリーダーである。来月8日に行われる『野外オリエンテーション』の準備でずっと大忙し。
野外オリエンテーションは、全校生徒を縦割りグループに分け、レクリエーションをしたり、昼食を作ったりして触れ合うことで親交を結ぶ春の一大イベントである。
ここでリーダーが一番心を配っているのは1年生のこと。
「学年関係なく一緒に楽しんでほしい」
「親身で優しい先輩がたくさんいることに気づいてほしい」
「安心して学校生活を送ってほしい」
そんなリーダーの思いを、2~3年生も全員共有している。だから、1年生を気遣い、優しく手を差し伸べることができる。1年生の笑顔と、楽しそうな姿を自分たちの喜びとする機会となる。
上級生としての『自覚』が、その行動として表出する。その健気な姿が随所で見られる野外オリエンテーションは、西中の魅力を象徴している。
新緑まぶしいこの季節、笑顔と歓声あふれる有意義な1日。
5月8日、天気になぁれ! (教員IY)