【言語】生徒スピーチ(後期始業式)『副会長として』
先日行われた後期始業式で発表された生徒スピーチを紹介します。
『副会長として』
中3 田端さん <押沢台小学校出身>
私は今年副会長を務めさせていただいています。私が副会長になりたいと思ったのは2年生の後期のことです。会長の村瀬さんが一緒にやろうと誘ってくれた、というのも一つの理由ですが私にはもう一つの理由がありました。私の友達はみんな自分が好きな事、頑張っている事が明確にあってそれについての目標もあって、それに向かって練習をしたりしていました。ですが私は特に好きな事もありませんでした。勉強は頑張っているけれどそれは自分の好きな事なのか、部活も頑張っているけれど練習して結果がついてきているのか、私はただ朝起きて学校へ行って帰って勉強して寝る、その繰り返しをしているだけ、、私は頑張っている友達を見ると焦る気持ちと不安な気持ちでいっぱいになりました。このままでいいのか、その時選挙管理委員の人が会長、副会長の応募について話していました。私は何かに挑戦すれば自分が変われるのではないかそう思いました。そして私は勇気を出して立候補しました。
副会長になってからはとても大変でやる気や自信だけでは成り立たず実力がないと成功しないという厳しい現実も突きつけられました。三送会準備では行き過ぎた気持ちが逆効果になり先生に怒られたり、志学式では後輩に指示をうまく伝えられなくてたくさんの人に迷惑をかけたり、野外オリの準備では初めて全校行事を引っ張っていく立場となり今までにないくらい緊張したり、全員と情報を共有できていなくてグダグダになってしまったり、たくさん大変な事があって今までの先輩方の気持ちが痛いほどわかりました。でもそれらは大変な事ばかりではありませんでした。準備にしても本番にしても3年生の人が声を出して後輩に伝えてくれて、準備では最後まで残ってやってくれる人もいました。そんな協力的な3年生の人たちに私はとても助けられました。本当に感謝しています。
副会長として様々な行事を通して沢山のことを学ぶ事が出来ました。そして私は積極的に何事にも挑戦するようになりました。これから体育祭が始まります。私はたくさんの人に助けられて副会長をやる事が出来ました。私は今まで私を助けてくれた3年生の人のようにリーダーを支えて行きたいと思います。そして副会長としてさらに成長できるように努めたいと思います。
*今の自分を変えたいと思いリーダーに挑戦する姿はすばらしいですね。リーダーをやったからわかる仲間の良さ。そういうことを感じられたことは、本当に良かったですね。